2016.11.12
葬儀費用の仕組み
気になる葬儀費用
参列人数やご葬儀の日程などによって変動する費用
ご葬儀・お葬式の費用はその性格上、事前に確定できる費用実際の弔問客数やご利用状況によって変動する費用があります。
事前に参列者を確定して執り行う家族葬・密葬の場合は人数の変動というのはほとんどないですが、 大切な方を多くの方でお見送りする一般葬を選択された場合は、特に通夜の弔問客数を把握しづらく、料理や会葬礼状、会葬礼品などを余分に準備せざるを得ない場合もあります。
ただ、このあたりの費用についても、「30名~50名」というような形で概算費用を知ることができますので、葬儀社の担当者と良く相談しておくことが大切です。 この部分であいまいな打ち合わせを行うと、葬儀社側も万一足りない場合、というのを恐れて「多めに発注する」ということをせざるを得なくなるケースもあります。
事前にしっかりと執り行うご葬儀・お葬式の概要を打ち合わせておけば、当日になって変動する費用は飲み物代ぐらいとなりますので安心です。
事前相談を上手に使おう!
冷静な判断や打ち合わせが行えるのは、あくまで大切な方が最期の時を迎えられるまでにまだお日にちのゆとりがある間、ご家族やご遺族に心のゆとりがある間だけです。
いざという時まで全く準備を行わず、短時間の間に良く内容を理解できないまま葬儀社に依頼して悔いの残るご葬儀になってしまった、 というようなことにならないためにも、心にゆとりがある今のうちに、信頼できる葬儀社とお葬式の担当者を見つけておきましょう。
各葬儀社は現在ではご葬儀・お葬式の事前相談に非常に力を入れています。 現在は「その人らしいお葬式をする」という価値観が根付きつつあり、故人の生前の趣味や特技など、大切な方が歩んできた人生を振り返りながら最後の時間を過ごせるご葬儀が好まれています。
このような満足度の高いご葬儀を行うには、やはり事前に信頼できる葬儀社と打ち合わせを行い、大切な方の送り方、自分はどう送られたいのか、ということを明確にしておくことが大切なのです。
最も重要なのは、「あなたが、ご家族がどうしたいのか」ということをきちんと汲み取り、ご事情に合わせた最適な提案を行ってくれる葬儀社、担当者に巡り会うことです。 事前相談を有効活用し、大切な方との最後の時間を、深く心に残る思い出と出来るよう準備しましょう。